Macintosh PowerBook 100 | |
開発元 | Apple |
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姉妹機種 | PowerBook 140, PowerBook 170 |
種別 | ノートパソコン |
発売日 | 1991年10月21日[1] |
標準価格 | US$2,300(2023年時点の$5,145と同等)[信頼性要検証][2] |
販売終了日 | 1992年9月3日[1] |
OS |
漢字Talk 6.0.7.1[3] 漢字Talk 7.1 – 漢字Talk 7.5.5[1] |
CPU | Motorola 68HC000 16MHz[1] |
メモリ | 2 - 8MB[1] |
前世代ハード | Macintosh Portable |
次世代ハード |
PowerBook 145 PowerBook Duoシリーズ |
PowerBook 100は、ソニーがApple向けに設計および製造し[4]、1991年10月21日にネバダ州ラスベガスで開催されたCOMDEXコンピュータエキスポで発表されたポータブルパーソナルコンピュータである[5]。PowerBook 100は、同時にリリースされた最初の3台のPowerBookのうちのローエンドモデルである。CPUや全体の速度は、前身の「Macintosh Portable」に近いものだった。モトローラの68HC000プロセッサ(16MHz)、2〜8MのRAM、9インチ(23cm)のモノクロバックライト付き液晶ディスプレイ(解像度640×400ピクセル)、OS「漢字Talk 6.0.7.1」を搭載していた。フロッピーディスクドライブは外付けの専用品が用意され、ポインティングデバイスのトラックボールをキーボードの前に配置して使いやすくするなど、独特のコンパクトなデザインが特徴だった。トラックボールは、PowerBook 140や170よりも一回り小さく、小さな鉄球による2点支持であったために、スムーズさに欠けていた。
1990年、AppleのCEO ジョン・スカリーは、マーケティング費用として100万ドルを計上し、PowerBookプロジェクトをスタートさせた。少ないマーケティング予算にもかかわらず、新しいPowerBookシリーズは成功を収め、初年度に10億ドル以上の収益をAppleにもたらした。ソニーは、Appleの社内デザインチームであるAppleインダストリアルデザイングループと共同でPowerBook 100をデザイン、製造した。1992年9月3日に生産を終了し、PowerBook 145とPowerBook Duoシリーズに取って代わられた。2006年にはPC WorldがPowerBook 100を史上10番目のPCに、2005年には米国のMobile PCがPowerBook 100を史上最高のガジェットに選ぶなど、そのデザイン性が何度も評価されている。
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